| 『恋愛国の恋愛姫』 | 
| ISBN | 4-06-198774-7 | 
| あらすじ | あたし、千晶。世間は夏で浮かれてても、ひたすら勉強しなくちゃいけない、浪人生。 ひと足先に大学生になったホシオは、ノーテンキに映研の連中と飲んだくれてるのに。
 違う世界の、違う時間の中で、あたしたちの距離も、あたしたち自身もかわっていく。
 ただでさえ不安なのに、ホシオが家を出て、ひとり暮らしを始めてしまうなんて!
 あたしたち、このまま離れ離れになっちゃうの……!?
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| 目次 | プロローグ 1三京くん、ギャグであたしを気絶させる
 2お父さん、宇宙的味覚に触れる
 3小泉さん、電話の用件を忘れる
 4小泉さん、電話の用件を思い出す
 5ホシオ、決意を語る
 6ジョナサン、秋葉原に宿をとる
 7ホシオ、あたしの尋問を受ける
 8ゴガツ、少女時代に別れを告げる
 9黄色いジョナサン、黄色い電車から降りてくる
 10そして、ボビさんの登場
 11ボビさん、ダンボを指さす
 12お母さん、キッチンで頬づえを付く
 13赤羽根菊子、大家さんに取り入る
 14ホシオ、新居に帰宅する
 15映研の面々、ひたすらあたしの恋路の邪魔をする
 16マキ、挑戦を受ける
 17恋愛姫、末永く幸せに暮らす
 18キャサリン、ついに現る
 19マキ、ふつうの女の子を宣言する
 20ホシオ、ひとり暮らしを語る
 21ホシオ、あたしに……
 エピローグ
 あとがき
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| あとがきハイライト | ・「Macで書いてます、って『あとがき』で書くんでしょ」とコンピュータ好きの皆川ゆかりん
(と、ファンのあいだで呼ばれているらしい。若いんだからもう、ゆかりんたら)から冷やかされて
たんですが、やっぱり書いてしまいましたね。 ・このシリーズの事を、ジャンク少女小説、と自分の中では呼んでいるのですが。
 ・ついでに、青山『この本が出る頃にはニューヨーク』えりかさんからのご質問。
「なんで出てくる外タレ(海外の歌手や有名人のことです、念のため)の名前がいちいち古いわけ?」
にここでお答えしときますね。
じつはこのシリーズの時代背景は、ちょっとだけ昔、なのでした。懐かしの1980年代。
 ・今にして思えばすべてが懐かしい……と。
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| 感想 |  |