| 『地球に落ちてきたイトコ』 | 
| ISBN | 4-06-190316-0 | 
| あらすじ | あたし、百武千晶。都立高校2年生。 引っ越しのため、荷物を整理していたら、引き出しの奥から、奇妙な日記を発見したの。
 NYからやってきて、同居しているイトコの星男がエイリアンだという、SFまがいのもの。
 あたしには、書いた記憶もないし、星男に聞いてみても、心あたりはないっていうし・・・・・・。
 そんなあたしと星男が、とんでもない事件にまきこまれるとは、思ってもいなかったんだ。
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| 目次 | プロローグ 1中庭
 2神社
 3豪邸
 4客間
 5対面
 6廊下
 7弁償
 8転居
 9盛装
 10音楽
 11後悔
 12破裂
 13記憶
 14別荘
 15侵入
 16潜入
 17危機
 エピローグ
 あとがき
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| あとがきハイライト | ・●津原やすみに関する、いくつかの無意味なデータ ・●多少、有意義なデータ
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| 感想 | ホシオによって記憶が消された『星からきたボーイフレンド』の後日談。今回読み直すまで内容を
完全に忘れていた作品のうちの一つ。しかしながら読んでみると自らを「嵐が丘」に例えるクレイジー
ガール、大富豪の一人娘安藤=キャサリン=数子と三京君の登場によって全体的に岡田あーみん的な
世界に包まれているという、そういう作品。それか「らんま1/2」を思い浮かべてください。
キャサリンは久能小太刀っぽいです、私の中で。これからは彼氏等の表現を彼女に倣って
"ヒースクリフ"と呼んでやろうか。 "合気道"って最近になってから聞いた武道だと思っていたのですが、これにも出てきていました。
マキとキャサリンがやっていたらしいです。マキのじいさんが師範代で、とかキャサリンがマキを
敵対視しているとかは覚えていたんですけど、合気道だったのか。へぇ。それで、ちょっと気になるのが
マキの漢字表記が真希だったり真樹だったりばらばらなんですよね。
 エイリアンシリーズの中で一番分厚い作品。
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