| 『ぼくの理科室へおいで』★★ | 
| ISBN | 4-06-190372-1 | 
| あらすじ | あたし、百武千晶。都立黄島高校2年生。 ホシオ−−百武星男は、あたしん家の居候。あたしにとっては、イトコにあたる、ということに
なってるけど、本当はエイリアンなんだ!!
 うちの高校に、100パーセント日本人だが、国籍がアメリカという、とびきりの美少年が
転校してきた。名前は、リン・パートリッジ。
 どう考えてみても、あたしなんかとは無縁の人種と思われた彼が、あたしたちを巻き込む
ことになる、今回の事件の張本人だったの・・・・・・。
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| 目次 | プロローグ 1トランシーバー
 2バイオロジー
 3へロー
 4ジャンパー
 5ロードショー
 6テレパシー
 7へロー(アゲイン)
 8センス・オブ・ワンダー
 9エスパー
 10リッパー
 11バイオアストロノミー
 12トム・ソーヤー
 13ハッカー
 14トランシーバー(リプライズ)
 エピローグ
 あとがき
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| あとがきハイライト | ・「いったいどういうきっかけで、X文庫から本を出すことなんて出来たの?」っていうご質問。 ・これはもう、偶然としか言いようがありません。
 ・そして少女(!)少女漫画家、新井葉月さんの充実イラスト。
 ・なーんと高1なんですね、新井先生っ。
 ・気鋭のシャーロッキアン、北原尚彦氏。そして戦う占いプログラマー(なんて肩書きだっ)、青木
太郎氏。いつもありがとう。
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| 感想 | この作品読んだせいなのか、この頃トランシーバに憧れました。地元の商店街のポイントカードで
ゲットしたんですが、憧れとは裏腹に性能全然よくなかったです。今ならもっといいものあるんで
しょうか。携帯の時代にあえてでも欲しいところ。 ESPだのバイオアストロノミー、地球外生物学研究会だのセンス・オブ・ワンダーな高IQの
双子だの何かとオンパレード。しかし"壁際のスチール机の上に、小型テレビとその付属品って感じの
機械がおいてある。「それがコンピュータよ。パソコン」"という説明に時代を感じました。
 数あるもじりタイトルの中で『ボクの理科室へおいで』のリズム感とかステキ度は秀逸だと
思います。森林兄弟とかにそんなに思い入れはないつもりですが、この兄弟(あるいは山下博士とか
野沢先生とかアンディとか)が出てくる作品はなんか好きです。なので★二つ。
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